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この本はたぶん十数年前に買った文庫本、
すぐには読まず本箱に放置したま十数年、
手に取った時、文庫本は黄ばんでいた！
どんだけ放置してたんだよ～
（文庫本って黄ばむんですね）

だけど読んでみて思いました。
本の内容が今のシニアに向けて書いた物のようで、
自分が今感じている状況によく当てはまり、
読みながら「そうそう、うんうん、わかるわ～」
と思わず笑いながら相槌を打ちつつ読み進めました。

短いエッセイが25編
その中で「備えあれば憂いなし」にとても共感。

最近の女性は見ただけでは年齢が分かりにくいけど
ハンドバックを見ればすぐわかる。
「おばちゃんのハンドバックは、みんなぱんぱんになっている」
それを読んで大笑いしました。

そうなんです、
年と共にハンドバックに入れるものが増えて増えて・・・

・老眼鏡でしょう、
・ちょっとした隙間時間でも無駄にしないための文庫本でしょ、
・ドライアイ用の目薬でしょう、
・アメちゃんでしょう
（これは喉が乾燥すると咳が止まらないから必需品）
・体調維持のためにはこまめな微調整が必要なので
寒くなった時に着る衣類。
・レジ袋は絶対買いたくないので買い物袋を2枚は持っていく。
・尿漏れも心配なのでナプキンも多めに。
・マスクでしょ（汚れたときの為に2枚）
・日焼け防止のローションや帽子。
いざという時に備えてアレコレ、アレコレ、
そしてハンドバックはぱんぱん（笑）

横にいる夫さんを見ると、
スマホと財布をズボンのポケットに捻じ込んで
それでおしまい。
それで特に困ったことはないらしい。

男と女は何が違うんでしょう？？